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1000万円の高額海外送金でも手数料を1万円以下抑える秘密の方法

前回の記事では、約55万円以下の海外送金は、既存の金融機関に比べ安い手数料で海外送金できるTransferwiseが現状ベストであるお話をしました。

Transferwiseについてはこの記事を参照

だがしかし、55万円送金するだけじゃ足りない。100万、いや、1000万送りたい!!そして億りたい!

その気持ち、とてもよくわかります。
そのために、無駄なお金は1円もかけたくない!絶対。

というわけで今回は、高額送金する際、Transferwiseよりも安く送金する方法を紹介します。

たとえば、1000万円送金する場合、為替手数料が片道1円、ざっくり1% としましょう。
手数料、10万円です。

5000万円送金する場合、50万円です。
・・・
高すぎつらい。

というわけで、今回はどんなに高額のお金を送金しても、5500円+αのコストで海外送金する方法をお教えしましょう。

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では、まじめに見ていきましょう。

既存の金融機関を利用しての海外送金の手数料が一般的高くなる原因として、手続き手数料の他に、為替レートにスプレッドが乗せられることにより徴収される外貨両替手数料がかかってしまうことが挙げられます。

この外貨両替手数料は「円→ドル」の両替の場合でも1ドルにつき2円程度取られてしまうため、高額の送金になるほど、手数料の額も決して無視できないものとなります。

以前紹介したTransferwiseは、この両替手数料を回避する独自のシステムを採用することにより、格安の手数料を実現していたのでした。

しかし、Transferwiseを使った海外送金の際にかかる手数料は、総金額に対する1~1.5%となるため、総金額が多くなるほど手数料もそれに比例して高くなっていきます。

今回紹介する方法は、海外送金の前にあらかじめFX口座を利用し、円を外貨に両替したうえで送金を行うことによって、総金額が大きくなった場合でもほぼ一定の手数料で海外送金を行える方法を紹介します。

必要なものは以下の2点です。

  • YJFXの口座
  • SMBC信託銀行口座(元Citiバンク)

SMBC信託銀行口座については別の銀行でも構いませんが、送金金額の上限がないこと、ウェブでの使い勝手が悪くないため、このサイトを例に説明します。

それでは具体的な手順に移っていきましょう。

 

具体的なやり方

まず送金前に円を外貨に自身で両替するのですが、そこでYJFXを利用します。

YJFXでは通貨の現引きを行うことが出来るため、自身のポジションをそのまま外貨として出金することが出来るのです。

例えば、1$=100円のときに1万ドル必要な場合は、ドル円の1万通貨買い注文をYJFXで行い、その注文を決済しないまま1万ドルとして引き出すことが出来ます。

これにより両替手数料をほぼ無視できるレベルまで節約することが可能なのです。

というのも、一般にFX取引のスプレッドは非常に狭くなっており、YJFXのドル円のスプレッドは0.3銭となっています。

つまりYJFXの現引き利用しての両替では1ドルにつき0.3銭の手数料しかかかっていないことになります。

もっともYJFXでは、外貨を出金する場合に、一律1500円の出金手数料がかかります。

それでも既存の金融機関を利用した場合の両替手数料が1ドルにつき2円であること考えると、圧倒的に安く(もはや無視できるコストで)両替できることがわかります。

「YJFXでの外貨現引きの流れ」

まずはYJFX!へログインし、自身の口座ページを開きます。

 

そして両替したい通貨のポジションを持ちます。

この場合は、円をユーロに両替するため、ユーロ円の買いポジションを持ちます。

 

そして、左側の『通貨の交換(現受・現渡)』を選択すると、現在現引き受け取りが可能な注文が表示されるので、通貨の交換をしたい注文の注文番号をクリックしましょう。

 

すると、確認画面が表示されるので、間違いがなければ『現受・現渡実行』と書いてあるボタンをクリックします。

 

これで通貨の両替は終了です。

続いて、両替した通貨の出金依頼を申し込みます。

 

出金依頼では、出金したい通貨を選択すると、出金可能な通貨量が表示されるので、出金したい金額を入力します。

この出金依頼では外貨出金手数料が発生しますが、一律1500円です。

出金する通貨と金額、出金予定日を確認したら『次へ』をクリックしましょう。

 

ここで外貨出金の確認画面が表示されます。

画像にはモザイクをかけていますが、この場合の出金先は、先ほど挙げたSMBC信託銀行を指定しています。

出金内容と出金口座情報に誤りがなければ『出金依頼実行』をクリックします。

 

これで出金依頼は完了となります。

あとは出金が完了され次第、SMBC信託銀行の口座から海外の指定の口座へ送金するだけです。

SMBC信託銀行を使っての海外送金手数料は一律4000円で、両替手数料はすでに外貨に替えてある為かかりません。

つまり、この方法利用して海外送金をした場合、発生する手数料はほぼ一律5500円となります。

ほぼ一律5500円と書いたのは、YJFXにもスプレッドがあるためです。

しかし、前述したとおりYJFXのスプレッドは非常に狭く、ドルへの両替の場合にかかる手数料は1ドルにつき0.3銭なので、1万ドルの両替にかかる手数料は30円です。

これはほぼ無視できる金額と考えても良いでしょう。

そこで、Transferwiseの記事を読んでいる方はもうお判りかと思いますが、今回紹介した方法を使うと、およそ55万円を超える海外送金の場合は、こちらの方法を使った方がお得ということになります。

Transferwiseの手数料は総金額の1~1.5%のため、総金額の増加とともに手数料も増加していくからです。

なので、55万円を超える高額の海外送金を行う予定の方は、是非この方法を試すといいでしょう!(^^)!

唯一のデメリットとして、送金に1営業日程度かかることです。受け入れ業者次第では、該当する営業日中に処理されるので、実質当日入金が可能です。

まとめ

今回はYJFXを使っての海外送金の方法について紹介しました。

この方法を使った場合

  • YJFXの現引きを利用することによって一律5500円程度で海外送金ができる。
  • 約55万円を超える海外送金を行う場合は今回紹介した方法がお得。

といったメリットがあるのでした。

特にこの方法は、額が大きくなるほどお得度が増すので、高額の海外送金を予定されているかたは是非試してみてください。あーあ、秘密の優位性をばらしてしまった、、、

それでは

優位性を求めて
シマ

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