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クライアントからの報告&ビットコインとFXのリターンの源泉の違い

今回は以前あるクライアントにアドバイスした内容をベースにして、
ビットコインをはじめとする仮想通貨の本質や今後の動向などを
考察していきたいと思います。

彼はWebの起業家で、いわゆる

「成功して資金はあるが、投資先がなくて困っていた」

クライアントでした。

最近この手のご相談が増えてきた気がします。

彼の相談の要点をシンプルにまとめると・・・

1:リスクは取りたくない
2:数千万円程度の資金を回したい
3:本業がメインのため時間をかけたくない

この要点を満たす投資先ということで

「暗号通貨の鞘取り」が
適当だと判断しました。

このたびクライアントから初めてうまく価格差が取れたと連絡をいただきました。種々の手続きに3週間程度かかったあとで、もどかしかったと思いますが、おめでとうございます。

まだオペレーションに慣れるために少額でされているということですが、じきに資金を回し切ることができることでしょう。

ビットコインとFX市場におけるリターンの源泉の違い

私自身ははもともとFX勢なのですが、昨年末からビットコインなど
仮想通貨のトレードもスタートし、いまでは両方トレードしています。

どちらのマーケットについても、相対の取引所という点で同じですが、性質が異なります。相対取引を簡単に言うと、株式のような取引所取引ではなく、マーケット参加者が板を通じてトレードする仕組みを指します。

この相対取引の世界では、一物一価が成立しません。
世界中の取引所での取引レートは異なるため、価格差が生じるわけです。

これがマーケットの歪み。

FXの世界では、「基本的に」レートは歪みません。
よく為替市場は歪まないと言われるように、一般の人が認識できるレベルでは、レートは歪まず、「ほぼ」一物一価が成り立ちます。

一方、ビットコインのレートはいたるところで歪んでいます。
各取引所のレートを並べてみれば一目瞭然であります。
この価格差を取れば、極小のリスクで差額分の利益が得られるわけです。

したがって、ビットコインの価格差はリターンの源泉、優位性そのものということになります。
この意味で、せどりや輸出入など、あらゆる価格差を抜きに行くビジネスそのものと言えます。(トレードをビジネスと呼べるかは微妙な側面がありますけどね)

余談ですが、FXのリターンの源泉、優位性は価格差ではなく、トレンドと呼ばれている何か、マーケット全体の強弱・整合性です。これはまたの機会に記事にしようと思います。
なぜFXとビットコインで「歪み」の状況に差があるかといえば、マーケットの習熟度が違うからです。

FXガチ勢の先輩曰く、FXの世界では、2000年代においては、取引所間の価格差、つまり「歪み」があらゆるところにあったそうです。
これをひたすら抜いて億ったということも、よく聞く話です。

しかし、電子化の流れや機関投資家・個人投資家の参入など、マーケットが洗練されていったため、取引所間の鞘はほぼ取れなくなりました(ms単位では価格差ありますが)

一方、現在のビットコインは黎明期のFXほどイージーです。
機関投資家も参入していませんし、取引システムも初歩的、投資家層も偏っていると思われることなどから、価格が歪んでいるわけです。

市場が未熟な今は安易に稼げたとしても

ただし、今のうちは安易に稼げてしまっても、将来的に稼ぎ続けられるかは全く別問題。
マーケットの歪みや経済の流れなどが読めないと、ビットコインで稼げなくなってしまったときに困ります。

裏を返せば、このような流れを読み解く力があれば、戦うフィールドが変わるだけでで本質的に同じゲームで勝ち続けられるでしょう。

P.S.
クライアントさんから、具体的な金額はサイトに載せないでほしいと言われているので、収益をブログ上に書くことはできませんが、メルマガでなら状況を報告していいとのことですので、近々メルマガをスタートすることにします。
→メルマガ始めました。

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それでは、本日も優位性を求めて

シマ

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